Workshop
少し僕たちの活動について紹介しよう。
今回は、学校外に関する活動だ。
週に2度、僕たち(小学校隊員3名)はヤップの小学校を巡回しワークショップを開催している。
ヤップの公立小学校は全部で9校。
青年海外協力隊が配属されている学校が3校のため、現在6校の学校を巡回している。
今月は、measurement の単元でワークショップ。
Non-standard unitsとStandard unit に関するものだ。
Non-standard unit とは、任意単位。
Standard unit とは、普遍単位のことだ。
Non-standard unitは日本と同じように、ブロックや鉛筆などを使用するのでそんなに変わりはないのだが、問題はStandard unitだ。
日本は、昔は色々な単位があったみたいだが、今やcm,mなどmetric unit で統一されている。
どの道路標識を見ても、kmなどで表されているだろう?
ヤップでは、inch, yard などU.S unitが使用されている。
道路標識はmileだし、お店でもmetric unitは使用されていない。
もし、ロープを5m下さいと言っても、yard で言って下さい。と返される。
しかし、ヤップのカリキュラム(日本の指導要領みたいなもの)にはmetric unit とU.S unitを教えなさいよと書かれている。
ヤップの日常では一切必要のないものであるにもかかわらずだ。
ヤップでは絶対に使用しない単位を教える必要があるのかと僕は思う。
海外に出る人たちのことを考えてなのだろうか。
僕はもっと先生たちに勉強してもらいたい。
そして、このカリキュラムはおかしいですよと言ってもらいたい。
そうなるためにもっと活動頑張らないとな。
冬休みが正念場だ。
ちょっとでも子ども達の役に立つように願いを込めて。