青年海外協力隊に向いている人と向いていない人

 

 

今日は青年海外協力隊について話をしよう。

 

 

 

 

 

青年海外協力隊は、派遣される国や職種によって様々な問題に直面する。

これは必ずと言っていいほど起こる。

 

 

 

言語のすれ違いや文化の違い等、人によってそれぞれだろう。

でも、一番多いのは活動自体ではないだろうか。

 

 

 

派遣国の人々は困っているはいるが具体的には何に困っているのか自分達でもわかってはいない。

だから、何をして欲しいとか、これを教えて欲しいとかが言えないのである。

 

そこで生まれるのが仕事がない状態。

要するに何の活動をしたら良いのかわからない状態に陥る隊員がたくさんいる。

 

そして仕事があってもその活動が正しいのかわからないし、目で見える改善など微々たるものだ。

 

 

だって、僕たちの派遣期間は1年7ヶ月から2年だから。

(たまに延長する人もいる)

 

 

そんな短い中で僕たちは言語も習得しなければならないし、違う環境に慣れることも必要である。

当然、ストレスもたまるし、活動の中でいくつもの壁にぶち当たる。

 

 

仕事仲間がいない。

現地の人たちが予定していた時間よりも2時間遅れて来た。

カウンターパートが途中でいなくなった。など・・。

 

 

 

 

 

その問題に直面してすぐ諦める人もいる。

壁にぶち当たったら投げ出す人がいる。

任期が終えるまで当たり障りのない仕事をする人がいる。

 

 

 

 

 

もし、青年海外協力隊に行きたいと思っているのなら少しだけ考えて見てほしい。

 

確かに海外生活は刺激がたくさんある。

日本では到底できない経験ができる。

海外の友達もできる。

違う言語も習得できる。

 

 

でも、それは青年海外協力隊しかできないことなのだろうかと。

 

 

僕は君に青年海外協力隊になってほしくないわけではない。

君の貴重な2年間を楽しい2年間にしてほしいのだ。

 

 

僕は見た。

そして僕自身も少し考えたことがある。

 

こんなはずではなかったと嘆く人。

この国の人たちが嫌いだと愚痴を言う人。

日本に帰国したいと願う人。

任期を終えるまでに帰る人。

 

 

 

 

 

「行ってみないとわからない」と言う人もいるけど、本当だろうか。

 

ただ、日本から逃げたいだけではないか。

ちょっと海外生活を味わってみたいだけではないか。

 

 

よく考えて決めてほしい。

 

 

辛いこともあるし、楽しいこともある。

でも、周りに助けてくれる人はいない。

最初は、相談できる相手もいないし、誰もが敵に思うこともある。

日本では、仕事で辛かったら愚痴を言い合う同僚もいるし友達もいるだろう。

 

でも、海外では一人だ。

派遣される地域では同期隊員もいるけど、基本的に活動は一人だ。

現地の言葉を話して現地の文化を受け入れて活動をしなければならない。

 

 

 

僕がなぜ青年海外協力隊を続けられているのか考えてみた。

何が必要なのだろうかと。

 

 

 

 

僕は受け入れる力だと思う。

心が広いというわけではない。

僕は心が狭い。

 

現地の文化を受け入れる。

仕事で辛いことがあってもこういう日もあるさと受け入れる。

自分の失敗も受け入れて次のエネルギーにする。

とか、こういうものだ。

 

 

 

 

 

 

何があっても「あっこれ話のネタになるな」と心の中で思う人は僕は向いていると思う。

僕がそうだから。

 

ホームステイ先の人にすごい剣幕で怒鳴られ追い出された。

→現地語なので何と言っているのかわからない。

 赤ちゃんの気持ちがわかった。

 

お風呂の水や飲み水に、虫が浮いていることもある。

→水道が当たり前ではない。

 

 

 

とかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

向いていないなと思った人は諦めよう。

 

でも、ヤップには来てね。笑

 

 

 

Good night!!