ヤップでの1日 休日編

 

どのように休日を過ごすかは全く決まっていない。

 

 

ただ、天気に任せるのみだ。

 

 

暑すぎたら仕事はしない。

熱射病になるから。

 

雨が降っていたら仕事はしない。

濡れるから。

 

ちょうどいい天気の時にちょびっと仕事をする。

そのあとは、一日かけて美味しいご飯を作るのだ。

 

 

休日①  (バーベキュー)

 

木を集めてくる。

鶏を捌いたり、野菜を採ってきて食材を確保する。

 

火を起こす。

ライターを使うのでとても楽チン!

 

ソースは自分達で作るので毎回違う味を楽しめる。

 

 

火が通るまでゆっくり焼くと、大体夕方に出来上がる。

ビールを片手に家族でおしゃべり。

 

 

 

休日②  (ココナッツ拾い)

 

豚を家畜として飼っているので餌が大量に必要になる。

しかし、ものすごく広大な土地を持っているので餌には困らない。

餌はココナッツだ。

ココナッツ拾いに行く時には、何百と拾う。

 

ココナッツが上から落ちてこないか確認しながら集める。

ヤップでは、ココナッツが頭に落ちてきて亡くなった人や半身不随になった人もいるそうだ。

確かに、ココナッツが落ちる時の音は凄まじい。

あんなのが頭に落ちてきたら即死だろう。

 

2週間に1度は「ココナッツの下を歩くときは上を見なさい」

と、ホームステイ先のauntieに言われる。

 

それだけ危険なことなのだ。

 

 

休日③  (スノーケリング)

 

ダイビングの資格を持っていないのでスノーケリングしかできない。

でも、スノーケリングでもヤップの海を充分に楽しむことができる。

 

運が良ければ、マンタも見ることができるし、亀と一緒に泳ぐこともできる。f:id:SirCharles:20181204210141j:plain

 

 

 

 

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亀って水中ではものすごく泳ぐのが早い。

テレビや水族館ではゆったり泳いでいるイメージだったのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤップに来ていろんなことを経験できている。

日本に帰ったら還元できるといいな。

 

 

 

明日は体育がある日。

暑くて暑くて授業が始まる前は汗かきたくないなぁ。なんて思うのだけど、

始めたら子どもたちと一緒に走り回っているんだよな。

 

 

 

明日も楽しもう。

 

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ヤップでの1日  平日編

 

 

僕の1日はこんな感じだ。

 

 

 

7時に起床。

日本と同じ起床時間でいいのはありがたいことだ。

 

 

7時半に洗濯物を手洗い。

毎日晴れているので洗濯物がすぐ乾くのは嬉しい。

 

 

歯磨き後、8時に登校。

 

 

8時半〜14時半まで学校。

詳しくは後日書こうかな。休み時間はみんなで仲良くご飯!

 

 

日によっては、ヤップの学校を回ってワークショップを開いている。

算数に関することを。 これも後日書こうかな。

 

 

大体17時に帰宅。

遅くても18時には帰宅。

日本にいた頃は22時に帰宅する時もあったので、こんな生活が信じられない!

 

 

 

 

19時頃、ホームステイ先の家族みんなでご飯。

ヤップの文化としてお腹いっぱい食べるまで食べるというものがあり、必ず「お腹一杯になったか?」と聞かれる。

それが僕は好きだ。お腹いっぱい食べられる贅沢はないよね。

ホームステイ先の家族にはとても感謝している。

 

 

 

 

20時頃から蟹を捕まえに行ったり、森の中を歩いたりと自由時間を過ごす。

星がとても綺麗だ。

 

 

21時にまでには風呂に入る。

水風呂なのでとても気持ちがいい。

雨の日は耐え難いが・・・。

 

 

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23時には就寝かな。

 

 

 

平日は時間が過ぎるのが早いけど、やっぱり日本よりゆったりしてる。

自分に余裕があるのがわかる。

こんな生活が続けばいいな。

 

 

 

明日はどんな楽しいことしようかな。ワクワク!!

 

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蚊と仲良くできる人間はいない

今日は蚊について話そう。

 

 

夏にちょこっと出てくる虫。

でも、僕はヤップに来てその概念が覆された。

1年中いる。

ずっといる。

どこにでもいるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はヤップでは生きていけない。

それは、「食べ物がないから」とかではない。

「水がないから」でもない。

 

食べ物はココナッツやタロや蟹がいる。

水は、雨水を貯めておけばいい。

 

 

 

でも、僕は・・・。

 

蚊だけは耐えられなかった。

 

異常に痒い。

外に出て数秒で何箇所も刺されるこの日常。

家の中で蚊取り線香をつけていても刺される。

 

日本で生活する時にはちょっと痒いなと感じる程度なのだがヤップでは比にならない。

 

 

もし、刺された場所を掻いてしまうとばい菌が入る。

そのことを僕はわかっていたんだけども掻いてしまったんだ。

 

 

1週間後、傷口が広がった。

病院に行こうかと思ったけども日曜日だったので家でおとなしくしていることに。

 

すると、ホームステイ先の家族が「ローカルの薬を使えばすぐ治るよ」と。

ご厚意に甘えて試してみることに。

どんな薬なんだろう。

ローカルフードは美味しいし、ローカルバスケットはかっこいい。

ローカルのもので今まで外れなんてない!

と、少しワクワクしつつ待っていると。

 

 

とても簡単だった。

そこらへんの葉っぱを熱湯につけるだけ。

 

 

なるほど、その葉っぱを足につけるのだな?と思っていると

足を熱湯の中に入れろと催促される。

 

 

えっ!

これに足いれるの?

本当に熱湯だよ!?

僕、チャップリン好きだけど、芸人ではないよ?

リアクションできないよ?

いや、嫌でもリアクションするんだろうけど。

 

 

早く足をつけろとヤップ語で捲し立てられる。

 

グワーーーーーーーー!
熱い!熱い!

何これ?
拷問ですか!?

日本人も大したことないなと言う目で見られたので再度足を投入する。

 

んーー。無理。

 

これ耐えられない。

 

 

give me more time, please! と懇願し、

5分間待ってもらい、足を投入。

 

それでも熱い。だが、歯を食いしばり我慢する。

 

 

その後、足の傷口を草で擦られる。

 

オーーーーーーーーーー!

これもとても痛い。

何せ、瘡蓋を取られ開いた傷口をゴシゴシと擦るのだ。

 

この気持ちがわかるだろうか。

初めて蚊は恐ろしいものだと身にしみた。

 

10分後、ローカルの処置は終わり汗びっしょりになっていると家族みんなから笑われた。

 

日本男児の意地を見せられたかと思ったが、家族からはlike babyと一言。

 

これは、ヤップの人が通る道なのか!?

 

 

 

まぁこれだけ痛かったら明日には良くなっているだろうと思い就寝。

 

 

 

次の日。

足の痛みで起きる。

なんだこれ。

昨日よりもひどくなってる。

象の足みたい。

痛みよりも焦りよりも笑えてくる・・。

 

 

 

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あの痛みに耐えた時間はなんだったんだと!

 

その後、病院に行って薬をもらうと3日で治りましたとさ。

 

めでたし。めでたし。

いい経験になった。

薬を開発している皆さん。本当にありがとう。

僕はもうあの痛みに耐えられる気がしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は絶対掻かないぞ。

と思いつつ、今日も僕は刺された所を掻いている。

 

 

 

 

 

 

 

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でも信じてほしい。

ヤップの中心部では全然蚊に刺されない。

虫除けをしていれば絶対に大丈夫だ。

 

 

 

 

 

 

ぜひ、安心してヤップに来てほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海外旅行を楽しめるヤップ。

 

海外旅行。

 

 

あまり旅行したことのない人にとっては海外で日本人に会うと少しホッとするだろう。

 

でも、旅行に行き慣れた人。少しゆっくりしたい人にとってはどうにか日本人に会わないようにする工夫をしているのではないだろうか。

 

旅行パンフレットなどに載ってるような店には行かないとかね。

 

 

そんな人に朗報だ。

 

ヤップは海外の気分を存分に味わえる。

 

 

 

なぜなら、ヤップには日本人が観光に来ないのだ。

 

 

 

観光客の多くはダイビングに訪れるアメリカ人やオーストラリア人だ。

 

何せ世界でも三大スポットに入るヤップ。

 

観光が好きな日本人にはそれほど魅力に感じない島なのであろう。

 

僕は好きだが。

 

 

 

海外の雰囲気を楽しみたいならぜひヤップへ。

 

 

ゆったりした島ならではの雰囲気を楽しめます。

 

 

 

 

 

ココナッツの国。ヤップ。

今日はヤップのココナッツについてお話ししよう。

 

 

君はココナッツを飲んだことあるかい?

その美味しさはどうだった?

 

美味しい。

まぁ不味くはない。

もう買わない。

 

 

 

 

 

僕は、ヤップに来るまでもうココナッツなんて買わないだろうなぁって思ってた。

 

 

 

 

ベトナム、グアム、フィリピン等、様々な国のココナッツを試してみたが、これと言って美味いと言うこともなかった。水の代わりに飲めるぐらいだったから・・・。

 

でも、ヤップのココナッツは一味も二味も違った。

 

 

 

甘くて甘くて飲みやすい!!

 

冷たくすると余計にうまい。

何て言うんだろう。あの甘さ。

砂糖では作ることができない天然の甘さ。

今では毎日でも飲みたいと思ってる。

 

 

 

そして、ココナッツジュースを飲んだ後は中に入ってる身も食べる。

素晴らしい飲み物でもあり、食べ物でもある。

 

 

ココナッツさえあれば1日生きていけるくらいだ。

 

 

海外で旅をしてココナッツ美味しくなかったなぁと言っているあなた!

もう買わないだろうなと思っているあなた!
それは場所が悪い。

 

ココナッツは美味い。
断言できる。

 

 

 

ぜひ、ヤップに来たらココナッツを。

50円ぐらいで買えるよ。

 

もし、売っていなかったら僕が取って来てあげよう。

 

 

君のために。

 

ぜひ、ココナッツの国。ヤップへ。

 

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カニ好きにとって幸せな国。ヤップ。

 

お久しぶり。

 

 

今日はカニについて話そう。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕がヤップで今一番好きなことはカニを捕まえることだ。f:id:SirCharles:20180920202947j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそのカニを食べること。

 毎日食べているといっても過言ではない。

 

 

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歩いているとたくさんのカニに出くわす。

特に満月の夜はよく見つける。

カニさんもロマンチストなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

君にもぜひ、ヤップに来たらぜひ食べてもらいたい。

マングローブ蟹も食すことができるのだが、僕のオススメはランドクラブという種類だ。

屈強な蟹。

だから食べ応えがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

もしレストランになかったら僕が捕まえよう。

 

君のために。

 

 

ぜひ、一度ヤップへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっかけ③

大学の後期試験が忙しかったころ、僕はなんとなくパソコンに向かった。

君もあるだろ?現実逃避したい時が・・・。

 

 

 

今考えるとあの時ほど、現実逃避してよかったって思うことはないよ。

なんかこんな自分にできることってあるかな。

そんな感じでぼんやりと検索を始めたんだ。

バイトもあるし、大学もあるしで、時間が取れるのは1ヶ月だけ。

 時間とお金のことを頭に入れながら、検索し続ける。

 

 

 

 

すると、こんな文字が出てきた。

「海外ボランティア」

今まで、そんなこと考えたことなかったけど、見た瞬間行きたいと思った。瞳孔が広がったのが手に取るようにわかったね。

フィリピンで海外ボランティア。

でもボランティアなんてどんなことすれば良いんだ?しかも英語なんて出来ないぞ。

まぁ子どもと遊んでおけばいっか。なんて気軽に考えて資料請求ボタンをクリック。

それからトントンと進み、2ヶ月後・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はフィリピン空港に降り立った。

ん〜暑い。

でも、気分は最高だった。

3週間ほどの滞在。

子供達と遊び、幼稚園の建設を手伝い、また子供達と遊ぶ。

いろんなことを考えた。 

本当に学ぶことが多かった。

ここでは書ききれないくらい。

 

 

まずは、この体験を伝えたいと思い、研究室やバイト仲間に伝えた。

すると、1年後に友達の一人が行ってくれたんだ。

「友達も行ってよかった」って笑顔で言ってくれた時は嬉しかったなぁ。

 

 

 

ここまで、2つのきっかけを話したけど、やっぱり一番影響を受けたのはフィリピンでのことかな。

 

僕なんかでも何かできることを知った。

言葉が通じずとも笑いあえることを学んだ。

 

 

それから僕は、大学を卒業し、教員になった。

そして、4年後青年海外協力隊を応募し、合格した。